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相続で成年後見人が必要となるのはどんな時?

2021/08/01
相続で成年後見人が必要となるのはどんな時でしょうか。
詳しく解説していきます。

▼成年後見制度とは
成年後見制度とは、認知症などで正常な判断能力が低下してしまった方のための制度です。
本人以外の第三者が遺産分割協議の代理や、法的な手続きを行うことができるようになっています。
その第三者に当たるのが成年後見人です。
成年後見人には子・兄弟といった親族が選ばれる場合と、弁護士や司法書士などの専門職の人が選ばれる場合があります。

■法定後見と任意後見
成年後見制度には、家庭裁判所の決定によって成年後見人が選ばれる形(法定後見)と認知症などの発症を心配する方があらかじめ自分で後見人を選んでおく形(任意後見)があります。
任意後見は、選んだ方が実際に判断能力が低下したときに、家庭裁判所に申し立てることで手続きされるものです。

▼相続に成年後見人が必要となる時
遺産相続時、遺言書がない場合には遺産分割協議で遺産の分配を決めていくことになります。
遺産分割協議は法定相続人の全員の参加が必須です。
しかし判断能力に欠けている方がいる場合、その方は遺産分割協議に参加することができません。
そうした場合に成年後見人が必要とされます。
成年後見人が本人の代わりに参加することで、遺産分割協議を進めることができるようになるのです。

▼まとめ
成年後見人は相続手続きを進める際に必要とされることがあります。
成年後見人をどう選んだら良いのか、また手続きで悩んでいる方は一度専門家に相談してみるのも良いでしょう。